更新日:2026年6月19日
公開日:2026年6月19日
コーポレートサイトの制作費用|相場と目的別の予算配分のコツ
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「自社のコーポレートサイトを新しく作り直すことになったけれど、いくらくらいが適正価格なのだろう?」
「制作会社に見積もりを依頼したら、金額に差があってどれを選べばいいか迷ってしまう…」
顧客、取引先、求職者など、あらゆる人が訪れる「コーポレートサイト」。自社の顔となる重要なツールですが、いざ制作やリニューアルの担当を任されると、予算の正解がわからず “迷子” になってしまう担当者さまは非常に多いです。
良いコーポレートサイトを制作するためには、サイトを訪れる人が何のためにアクセスし、どのような情報を求めているのかを明確にし、それに対応できるWebサイトに仕上げられるかという点がポイントとなります。
この記事では、コーポレートサイト制作の費用相場から、目的や規模に応じた最適なページ構成、限られた予算を賢く配分して成果へ繋げるための具体的なポイントまで、実務に役立つ情報を丁寧に解説します。
1. 信頼を築くためのコーポレートサイト制作相場と、価格の考え方

コーポレートサイトの制作費用は、単に「ページ数」だけで決まるわけではありません。「誰に向けて、どのような価値や信頼を届けたいのか」という目的の深さや、それを実現するための設計・デザインの工数、サイトに導入するシステムや機能のボリュームなどによって変動します。まずは、一般的な費用相場の目安を規模や目的別に3つのプランに分けて整理し、価格差が生まれる仕組みを紐解いていきます。
1-1. 【規模・目的別】コーポレートサイトの制作費用相場
コーポレートサイトの費用感は、そのサイトにどのような役割を持たせるかによって、大きく以下の3つの価格帯に分かれます。
| Webサイトの規模 | 費用の相場 | 主なページ数 | 適した企業のフェーズ・目的 |
| 最小の情報量 (テンプレート利用) | 50万〜100万円 | 3〜5ページ程度 | 起業直後や設立間もない時期で、まずは「名刺代わり」として正確な会社情報を正しく開示したい場合。 |
| 標準的な内容 (オリジナルデザインで制作) | 80万〜250万円 | 10〜20ページ程度 | 競合他社との差別化を図りたい場合。Webサイト経由の問い合わせを増やして、本格的に営業のサポートを行いたい場合。 |
| 多機能 (システム構築も含む) | 300万円以上 | 25ページ以上 | 採用活動の大幅な強化や、広報・ブランディング、詳細な製品カタログ機能、複数システムの連携などを一括で行いたい場合。 |
■ 最小の情報量のコーポレートサイト(50万〜100万円)の特徴
あらかじめ用意されたWebサイトのテンプレートに、自社のロゴや原稿、写真を当てはめて構築していくスタイルです。一からオーダーメイドでデザインを作る必要がないため、費用を大幅に抑え、短い期間で公開できるのがメリットです。
ただし、レイアウトの自由度が低いため「どこかで見たことがあるような無難なサイト」になりがちで、自社ならではの細かいこだわりや独自性を表現するには、少し物足りない仕上がりになるリスクがあります。
■ 標準的なコーポレートサイト(80万〜250万円)の特徴
自社の強みやブランドイメージに合わせて、一からオリジナルのWebページを設計・制作していくスタイルです。企業の「らしさ」をデザインに落とし込めるため、競合との違いを明確にし、サイト訪問者に強い印象や安心感を与えることができます。
必要に応じて、自社で簡単にニュースや実績を更新できるシステム(CMS)などを組み込んだりスマートフォンでもストレスなく見られるよう最適化したり(レスポンシブ対応)、お問い合わせに繋げるためのフォームを整えたりと、実務における営業のサポートツールとして最もバランスが良く、多くの企業が選択する標準的なサイトボリュームです。
■ 多機能のコーポレートサイト(300万円以上)の特徴
詳細な製品紹介、複数の事業部門ごとの特設ページ、求職者向けの充実した採用コンテンツなど、解決したい課題が多岐にわたる場合の完全オーダーメイドスタイルです。サイトの規模が大きくなるだけでなく、複雑なシステム構築やCMSの高度なカスタマイズ、社内システムとの連携、徹底したセキュリティ対策などが必要になるため、費用も比例して高額になります。
1-2. なぜ制作会社によって「価格の差」が生まれるのか
見積もりを複数社から集めた際、同じページ数であるにもかかわらず、提示された金額に大きな差が出ることは珍しくありません。この価格差が生まれる最大の理由は、表面上のデザインだけでなく、「裏側の「設計」にどれだけのエネルギーを注いでいるか」という点にあります。具体的には、以下のような目に見えない工程の差が価格を大きく左右しています。
① 事前のヒアリングと戦略立案
単に言われた通りのページを作るだけでなく、事前の競合調査やユーザー分析、自社の強みの言語化といった「ディレクション」に時間をかけるほど工数(人件費)が増え、価格に反映されます。ただ、ここにしっかりと費用をかけることで、完成度の高いコーポレートサイトに仕上がります。
② UI/UXデザインの丁寧さ
UI(ユーザーインターフェース)とは【Webサイトの文字、色、ボタンなどの見た目や操作性】のことで、UX(ユーザーエクスペリエンス)とは【サイトを通じてユーザーが得られる使いやすさや満足度といった体験】を指します。訪れた人がストレスなく、スムーズに目的の情報へ辿り着けるような導線設計や、スマートフォンで操作した際の快適性(レスポンシブ対応)も含めて細部まで綿密に設計する制作会社は、その分の技術費や設計費が必要となります。
③ Webサイト内の仕組み
自分たちでお知らせや実績を簡単に更新できるようにする仕組みを、どれだけ使いやすく、かつ安全に作り込むかという点も、裏方の作業量に大きく関わります。これらは、デザインを実際のWebページとして表示させる「コーディング」だけでなく、更新機能を管理画面から扱えるようにする「CMS構築」、さらに不正アクセスや誤操作を防ぐためのセキュリティ設定・運用しやすい設計なども含まれます。
そのため、見た目を整えるだけでなく、更新のしやすさや安全性まで丁寧に作り込むほど、必要な工数=費用も大きくなります。
「コンテンツ・マネジメント・システム(Content Management System)」の略称です。一言でいうと、「専門知識がなくても、ホームページの更新ができる仕組み」のこと。
通常、Webサイトの文字を書き換えたり写真を差し替えたりするには、特別なプログラミング言語を扱う必要があります。しかし、このCMSをあらかじめサイトに組み込んでおくことで、管理画面に文字や画像を打ち込むだけで、誰でも簡単にお知らせや制作実績を追加できるようになります。世界中で広く使われている「WordPress(ワードプレス)」などがその代表例です。
見積書に書かれた数字は、あなたの会社の魅力を形にするための「専門的な作業量」の積み上げです。合計金額だけで「高い」「安い」を判断するのではなく、各工程がどのような役割を果たしているのかを理解することが、納得感のある発注に繋がります。
1-3. デザイン迷子センターの制作事例
デザイン迷子センターでも、これまでに数多くの企業様のコーポレートサイト制作をお手伝いしてきました。会社の規模や業種、抱えている課題はそれぞれ異なりますが、一貫しているのは、その会社が持つ「独自のらしさ」や「真面目な姿勢」を丁寧に紐解き、サイトを訪れる人に信頼感が真っ直ぐ伝わる形を追求してきたことです。ここでは、実際の事例を2つご紹介します。
フジ物産株式会社 様

静岡県にある総合商社、フジ物産株式会社様のコーポレートサイトでは、企画構成から、キービジュアルとなるイラスト制作や、サイト内で使用している写真撮影もすべて担当しました。商社としての信頼感や歴史と、これからの新しさを両立させた仕上がりになっています。こだわったポイントの詳細は、こちらの実績ページでもご紹介しています。
合同会社友心町家 様

京都にある京町家を活かしたシェアハウス「友心町家」様のコーポレートサイトを制作しました。代表様のバックグラウンドに深い関わりのある「ミャンマーへの思い」を、デザインの軸に据え、訪れた人がほっと安心できるような温かみのあるサイトに仕上げています。こだわったポイントは、こちらの実績ページでもご紹介しています。
2. サイトを作る目的を整理し、自社に最適な構成と見せ方を決める

コーポレートサイトの制作において、多くの担当者さまが陥りがちなことが「すべての情報を1つのサイトに均等に詰め込もうとすること」です。しかし、サイトを訪れる人によって、本当に知りたい情報は全く異なります。
そこで、ターゲットを明確にし、それぞれの目的に合わせた「最適な構成」を意識することが、訪問者の心を動かし、無駄な予算を抑えるポイントになります。ここでは、代表的な2つのターゲット別の見せ方と構成をご紹介します。
2-1. 【取引先・顧客向け】実務的な「信頼感」と「課題解決力」を最優先にする構成
新規開拓の営業現場や、商談の前後に確認のためにコーポレートサイトを訪れる取引先(BtoB)を想定した構成です。このとき、相手が本当に知りたいのは、「この会社は、今私たちが抱えている悩みを本当に解決してくれるだろうか」という実務面での実力です。
限られたページの中に情報をただ並べるのではなく、相手の「知りたい順番」に沿ったストーリー展開を意識します。
| 〈おすすめのコンテンツ〉 最初に見るトップページのメインビジュアルで「自社が提供できる価値や解決できる課題」を明確なキャッチコピーとともに提示し、まずは相手の関心をしっかりと引きつけます。 ここでWebならではの注意点として押さえておきたいのが、訪問者は「パンフレットのように必ずしも最初から順番にページをめくって見てくれるわけではない」ということです。「実績を早く見たい」「会社概要だけを確かめたい」など、訪問者の目的はそれぞれ異なります。そのため、具体的な「事業内容やサービスの詳細」を紹介するページや、実力を裏付ける「取引実績・過去の導入事例」「お客さまの声」といった各独立ページへ、トップページやメニューから「迷わず直感的にアクセスできる導線」を整えておくことが、極めて重要になります。 また、閲覧頻度の高い「会社概要」や、次のアクションに繋げたい「お問い合わせフォーム」は、画面の最上部(ヘッダー)など、どのページにいても常に一目でわかる場所に配置しておくのが、訪問者にストレスを与えないための大きなポイントです。 |
このように、ユーザーが「見たい情報にすぐアクセスできる」というストレスのない親切な設計を実現したうえで、自社ができることやお客さまへのメリットを前面に出す。これこそが、実務面での確かな信頼感を伝える効果的なコーポレートサイトの形になります。
Webサイトの全体構造は、もっとも重要な「トップページ(ホーム)」を一番の頂点として、そこからフォルダのように枝分かれしていく「階層構造」で成り立っています。このトップページよりも下の階層に位置し、リンクをたどって移動する詳細な個別ページの総称を「下層ページ」と呼びます。コーポレートサイトの場合は、具体的には、「事業内容」「会社概要」「実績紹介」「お問い合わせフォーム」などが下層ページとして作られることが多いです。
Webサイトの「一番上」と「一番下」にある、どのページを開いても必ず共通して表示されるエリアのことです。
■ ヘッダー(一番上のエリア)
会社のロゴや、主要なコンテンツへ移動するためのメニューが並ぶ、Webサイトのいわば「総合案内板」です。訪問者がサイト内で道に迷ったとき、いつでも元の場所に戻ったり、見たい情報へジャンプしたりできるようにする重要な役割を持っています。
■ フッター(一番下のエリア)
ページを最後までスクロールした1番下の場所にあり、サイト全体の地図(サイトマップ)や著作権の表記などがまとまっている「本の奥付」のような場所です。どのページを開いても常に共通して表示されるエリアのため、本社の住所や電話番号、利用規約、コピーライトといった、企業のオフィシャルな公式情報を一箇所にまとめて掲載する場合もあります。
2-2. 【求職者・学生向け】企業の「姿勢」と「働く環境」への共感を最優先にする構成
求人媒体やSNS、会社説明会などをきっかけに自社を知った求職者が、募集要項の条件面だけでは見えない「組織の姿」を確かめるためにコーポレートサイトを訪れるケースを想定した構成です。就職・転職という人生の大きな転機を前にした彼らが、画面の向こうで本当に探しているのは、企業のスペック(資本金や売上などの数字)の羅列ではありません。「この会社はどんな理念を本気で追いかけているのか」「実際に働くチームは、どんな雰囲気で日々課題に向き合っているのか」という、自分の未来を重ね合わせるためのリアルな社内カルチャーの温度感です。
そのため、サイト全体を通して自社の「人」と「想い」にスポットを当てたストーリーを組み立てていくのがポイントです。
| 〈おすすめのコンテンツ〉 まずトップページのメインビジュアルで、会社が目指す未来や大切にしている価値観を伝える「企業理念(ミッション・ビジョン)」や代表者からのメッセージを提示し、求職者の関心をしっかりと引きつけます。 ここでも顧客向けと同様に、求職者によって「どんな先輩がいるか早く知りたい」「福利厚生や研修制度を真っ先に確かめたい」など、サイトを訪れる目的や見たい順番はそれぞれ異なるという点を意識する必要があります。そのため、現場で活躍している「社員インタビュー」や「1日のスケジュール」を実際の社内写真とともに紹介するページ、そして「社風・福利厚生」「研修制度」といった各詳細ページへ、トップページやメニューから「迷わず直感的にアクセスできる導線」を整えておくことが重要になります。 求職者の行動特性として、インタビューや環境のページを熱心に読み進め、「ここで働いてみたい!」と熱量が高まったまさにその瞬間に、次の行動への入り口がすぐ近くにあることがWebサイトの成果を大きく左右します。そのため、スマホ画面をスクロールしても常に画面の端についてくる「追従型のエントリーボタン」を用意したり、説明会スケジュールへ1タップで飛べるナビゲーションを仕込んでおくことで、応募への心理的ハードルを下げる工夫が必要です。 |
求める情報がストレスなく手に入る機能性と、社内の生きたカルチャーが真っ直ぐ伝わるデザイン。この両方がWeb上でカチッと噛み合うことで、他社との単なる「条件比較」の枠を越え、「このチームの一員になりたい」と思わせる本質的な採用の成果へと繋がっていくのです。
なお、求職者へのアピールをより強化したい場合や、採用広報の目的に特化させたいケースでは、通常のコーポレートサイト内の一律のコンテンツとして収めるのではなく、目的に合わせて「採用サイト」として個別に制作される企業さまも非常に多いです。自社が今、どのような採用課題を最優先にすべきかによって、Web上での切り分けのベストな形も変わってきます。
2-3. 予算が限られている場合の「兼用サイト」の設計法
このように、誰に一番読んでほしいかによって情報の配分は大きく変わります。しかし、予算や管理の手間のことを考えると、「別々のホームページは作れない…」ということもあると思います。でも、諦めなくて大丈夫です!
例えば、コーポレートサイト全体のベースとなるトーンや語りかけは、取引先と求職者のどちらが読んでも企業の誠実さがまっすぐに伝わるような、フラットで丁寧な言葉選びを意識します。そのうえで、サイト全体の内容自体は「顧客向け」のサービス紹介や実績をメインに構築しつつ、ヘッダー(画面の最上部)の目立つ場所やトップページの分かりやすい位置に、外部の求人媒体や自社の採用情報へ直接アクセスできる「採用窓口ボタン」を視覚的に際立たせて配置するのです。
こうすることで、取引先にはスムーズな営業ツールとして機能しながら、求人情報を見て訪れた求職者にも「ここから次のステップへ進めばいいんだな」と迷わず行動してもらえる、非常に合理的でコストパフォーマンスの高い兼用サイトが完成します。
3. 価格に見合った成果を手に入れるために。どこに予算を投下すべきか

全体の予算が限られているからといって、見積書のすべての項目をなんとなく一律で数万円ずつ下げるような削り方をしてしまうと、「どこかで見たことがあるような、自社の魅力が周囲に埋もれてしまうコーポレートサイト」になってしまうかもしれません。
かけた費用をしっかりとお仕事の成果(問い合わせなど)に変えるためには、自社の魅力を伝える部分にはちゃんとお金をかけ、自分たちで対応できる「情報整理」の作業でコストを浮かすという、賢いメリハリが大切になります。
3-1. ここだけは守ってほしい。決して削るべきではない2つの最重要ポイント
サイトが公開されたあとに「作ってよかった!」と思えるかどうかの命運を分ける、プロとして一番おすすめしたい予算の掛けどころです。
① 「誰に・何を届けるか」をプロと一緒に固める土台づくり
競合他社と比較されたときに「なぜ自社が選ばれるのか」の理由をロジカルに整理し、サイトを訪れた人が迷わず納得できるようなWeb上の設計図を描く工程です。ここを「言われたページをただ作るだけ」の簡単な作業で終わらせてしまうと、いくら見た目がきれいでも、訪問者の心に響かない「機能しない看板」のようなサイトになってしまう恐れがあります。
あなたの会社の隠れた強み、また現行サイトの改善点をプロの客観的な視点で見つけてもらうための時間には、しっかり予算を確保しておくのがおすすめです。
② 会社の『本当の空気感』を伝えるオリジナルの写真素材
どれだけ文章で「丁寧な仕事ぶり」「高い技術力」と言葉を尽くしても、画面を開いた瞬間に目に飛び込んでくるビジュアルの説得力には敵いません。コストを抑えたいからと、素材サイトの無料写真ばかりでサイトを埋め尽くしてしまうと、実態の見えない架空の会社のような印象になり、ビジネスで大切な「ここに任せて大丈夫」という実在感が薄れてしまいます。プロのカメラマンを社内に招き、実際のオフィスの空気や、皆さんの真剣な表情を切り取ってもらうための費用は、公開したあともずっと会社の財産として残り続けます。
3-2. 社内の工夫で、クオリティを落とさずに制作費をセーブする知恵
逆に、制作会社に任せる作業を自社で対応することで、コーポレートサイトの質は高いまま、見積もり価格を抑えることも可能です。
■ 社内の基本情報は、自分たちで完璧に文字にして渡す
会社概要の最新の数字や、これまでの詳しい歴史、製品の細かいスペックなど、社内の人しか知り得ないデータは、自分たちでテキストにまとめて支給しましょう。こうすることで、制作会社が一から調べたりインタビューしたりする手間が省けるため、原稿作成の代行費用をセーブできます。ただ、それを「Web用の読みやすい文章」にする部分は、プロの編集視点で整えてもらうと、より完成度の高い仕上がりになるので安心です。
■ 機能をシンプルに絞り込み、段階的に育てる
初めてのコーポレートサイト制作の場合、最初から「採用も、製品カタログも、広報ブログも、全部完璧に載せたい!」と欲張ってしまうと、サイトの構造がどんどん複雑になり、ページ数に比例して初期費用が高騰してしまいます。まずは「会社の信頼性を証明するための必須ページ」だけにギュッと絞って公開し、サイト運用に慣れてきたら、後からページや機能を段階的に追加していくというのもひとつの手です。
これにより、最初の金銭的な負担を賢く抑えられるだけでなく、実際にサイトを公開して動かし始めてから気づく「もっとこうすればよかった」というリアルな改善点に、後から細かく対応しながら、より良いサイトへとじっくり育てていくことができます。Webサイトは完成して終わりではなく、公開してからが本当のスタートです。だからこそ、最初から完璧を目指さずに、運用しながらアップデートしていくスタンスを持つことが、結果として無駄のない、自社にとって一番満足度の高いコーポレートサイト作りに繋がります。
+α:デザイン迷子センター流:言葉にできない「らしさ」を翻訳する、デザインの本当の力
コーポレートサイトの制作やリニューアルを進めていると、「自社の温かみや丁寧な姿勢を、どうやってサイトの画面上で表現すればいいのだろう?」「ただ格好いいだけのサイトになって、うちの会社らしさが消えてしまうのではないか」と、デザインの方向性で迷子になってしまう担当者さまは非常に多いです。その結果、何を基準にデザインを判断すればいいかわからず、最終的に事実だけを事務的に並べた、どこかで見たような無難なサイトになってしまうケースもよく見かけます。
しかし、私たちデザインを得意とするプロの視点からお伝えしたいのは、デザインの本当の役割とは、あなたの会社が日々当たり前に、そして大切にしている「目に見えない空気感や佇まい(らしさ)」を、色、フォント、写真の構図、レイアウトなどを通じて、Webサイトの訪問者に直感的に伝えることです。
例えば、パッと目を惹くような華やかな自社製品や、他社と大きく違う目新しいサービスを前面に押し出す形ではなく、「どんな小さな依頼にも実直に向き合うこと」や「お客さまの困りごとに徹底的に寄り添うこと」を何より大切にしている会社があったとします。この場合には、Webサイトのデザインは、その目に見えない姿勢を会社の「持ち味」としてクローズアップし、落ち着いたトーンの美しい色遣いや、社員が実直に業務に向き合う写真の構図、丁寧さを感じさせるフォントを選ぶことで、言葉で多くを語らずとも「ここなら絶対に確実な仕事をしてくれる」というプロフェッショナルな佇まいとして打ち出すことができるのです。画面を開いたわずか数秒で訪問者の胸に「ここなら安心して任せられる」という印象を残せることが、デザインが持つ最大の力です。
「そもそも、自社の魅力を言語化できていない」「どうデザインに翻訳したらいいかわからない」というときこそ、どうか私たちを頼ってください。丁寧な対話のなかから、皆さんにとっては当たり前になっている日々の営みのなかから、訪問者が一番安心できる「自社ならではの持ち味」を客観的に見出し、訪れた人の心にスッと染み込むコーポレートサイトへと仕立てます。
まとめ:納得の予算で、自社らしいサイト作りを
コーポレートサイトは、単に事実や事業内容を掲載したインターネット上の情報置き場ではなく、企業の確かな信頼性を証明し、まだ見ぬお取引先や求職者との新しい出会いをじっくりと育むための大切なビジネスの基盤です。予算の一般的な相場感を把握し、自社の強みに合わせた予算のメリハリさえ意識することができれば、最初から莫大な費用をかけなくても、自社の魅力を最大限に発揮する心強い味方に仕上げることができます。
Webサイトは公開して終わりではなく、走りながら「もっとこうしたい」を反映して育てていける柔軟なメディアです。だからこそ、皆さんが大切にしている「仕事への誠実さ」をどのような構成や言葉でサイト全体に落とし込んでいくかという、前向きな対話にエネルギーを注いでみてください。
「見積書をもらったけれど、これが自社にとって適正なのか分からない」
「デザインの力を使って、言葉にできない自社らしさを形にしたい」
そんな迷いや予算の不安があれば、私たち「デザイン迷子センター」を頼ってください。
検討途中のアイデアのメモや、他社さまからの見積書をお持ちいただき、どう判断すればいいかというセカンドオピニオンのご相談からでも大歓迎です。納得感のあるサイト作りへの第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。

デザイン迷子センターのご紹介
「デザインのことが全然わからない」「何から手を付ければいいか教えて欲しい」。そんな担当者さまに寄り添い、一歩踏み出すためのサポートをするのが「デザイン迷子センター」です。
私たちは、単に「作る」だけではなく、制作の背景にある「目的」や「ゴール」を大切にしています。
創業から約20年、全国700社以上のお客さまのお手伝いをしてきた豊富な実績と経験で、“迷子さん” の不安を「安心」に変える、一番の道しるべになります。
ご予算に応じたご提案や、優先順位の整理などについてもご相談に乗れますので、お気軽にご相談ください。

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